LIFEストーリー#5 “からだファースト”〜健康行動文化を創る〜
ヘルスケア・ビジネスプロデューサー遠藤のこれまでの歩みを紹介するLIFEストーリー#5。
#1〜4でヘルスケア(健康)に関わるようになったプロセスを紹介してきましたが、最終回となる#5は今後のことを書いていきます。
・祖父母の晩年をともにしたことで、JIZAIに(思い通りに)生き続ける価値の重さを知り、
・両親の大病から、日々の生活行動がどれだけ重要なものかを思い知り
・自分の不摂生から“からだの声”に意識を向け、耳を傾けることが最初の一歩だと学んだ
経験から、自分のからだを第一に考えた健康行動をとる“からだファースト”の提唱を始めています。
医療技術の進化などから、生命寿命は近いうちに「100歳」が当たり前の社会になるでしょう。
しかし、その時に健康寿命は何歳になるのでしょうか?
直近のリリース資料では生命寿命と健康寿命の乖離は、男性で約9年、女性で約12年もあります。このままではその差も同様に伸びていくでしょう。そこに対象人口が掛け算されたものが“社会的な不自由な総時間”となります。
人生の集大成ともなる最期の1割をどう過ごせるのか?
それまでの貴重な人生の時間をどう過ごすのか?
私たちが目指すべきは「健康寿命も100歳」の社会です。
これを実現できれば、人生の時間はより豊かになり、大切なお金もより有益に費やすことができ、家族との関係もより充実したものになります。逆に実現されるまでは、不自由な時間・望まない支出・負担という家族関係が生じ続けることになります(全てがネガティブではないかもしれませんが、避けられるものは避けるべきです)。
「健康寿命100歳社会」には「健康行動文化」が根付いているはずです。
自分のからだを大切にする価値観や行動なくして、それは実現しえないからです。それでも達成できるかなんてわかりません。でも、絶対的な必要条件だと考えています。
「健康文化」ではありません。価値観に支えられた“行動”が根付いた文化です。自分のからだを最優先に行動が選択される社会です。
生活者が変われば、メーカーや流通・小売業も変わるでしょう。消費者の選択基準が本当の意味で健康にとって有益か否かで判断できるようになれば、コスト(価格)優先でからだに負担をかける商品・サービスは淘汰されていきます。よりからだを大切にするライフスタイルが定着し、文化として育っていくでしょう。ヘルスケアカテゴリーに関わる以上、社会的・文化的な価値基準のシフトチェンジにまでチャレンジしていきたい。
活動の核となるのが“からだファースト”。
“からだファースト”は、自分のからだにとって大切な行動を最優先に選択する価値観(主義)の旗印・スローガンです。
「からだを大切に生きる」コミュニティ活動の総称でもあります。
コミュニティを構成するのは、健康分野の各専門家(医療関係者、健康(美容)関連指導者・技術者、運動指導者etc)と、からだを大切に生きる価値観を持ち行動する一般生活者です。
プロと生活者が共通のコミュニティで交流する機会を通じて、“考え方・知識・実践方法”を共有し、エネルギーを創出し社会的な健康行動量の最大化を推進していきます。
“正しい考え方”と“深い知識”と“効果的な実践方法”をしっかりとお伝えしていくべく、まずは「健康(美容)のプロによる”ぶっちゃけ話”トークショー」や「少人数レッスン(ゼミ)」のプロデュースから展開していきます。始動は2018年1月から。
参画してくれるメンバー(専門家&一般生活者ともに)を募集中です。
目指す社会が遠くにあるからこそ、想いを共有し仲間とともに歩んでいきたいと考えています。
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#3 “We are what we behave.”〜私たちは、行動から作られている〜
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